ベジャール、バレエ、リュミエール
、
B comme Bejart、
2002年、スイス映画。
内容のメモと感想
・2年ほど前、恵比寿の映画館で、
それほど期待せずに見た所、
すばらしいので、もう1度、別の日に見た。
映画館で2度見た映画は、この映画と、
「
シネマパラダイス
」の2つだけだ。
DVDも2回見ている。
・80歳近いベジャール氏が、新しいバレエを
どんどん創造していて、励まされる。
・バレエの練習風景が興味深い。
ダンサーたちは、舞台では化粧をしているが、
練習では素顔である。
近くで撮影する場合、素顔の方が魅力的に見える。
・登場するダンサーの中では、ジル・ロマン(Gil Roman)が一番好きだ。
「Dis, quand reviendras-tu?」というバルバラの歌に
振付けた踊りがなかなかよい。
繊細な男性の感情がよく出ている。
・「リュミエール」というバレエの練習風景と本番までの
プロセスが描かれている。
バレエの舞台を作り上げるまでの大変さがよくわかる。
ダンサーだけでなく、衣装、会場、機材などいろいろな
担当者が働いている。
・ベジャール氏のバレエ団の様子も興味深い。
バレエ団の建物の中に、レッスン場、事務室、
控え室の他、食堂まである。
食事を大事にしていることがわかる。
・「リュミエール」は、バルバラとジャック・ブレルの歌、
バッハの曲に振付けている。
バルバラやジャック・ブレルはあまり知らなかったのだが、
いい曲だ。
・若いダンサーが、ベジャールの振り付けを真剣に踊っている。
ベジャールの踊りが好きな人が入団しているのだろう。
女性は可憐な印象のダンサーが多い。
男性は、ボレロに向いているような力強いタイプが多い。
・最後の方で、バッハの曲でソロを踊っている黒人の女性が
テンポが速くて、情熱的な踊りだった。
DVDのおまけ映像の「レッスン風景」に、この人の
踊りが入っている。
・おまけ映像の、予告編をフランス語版と日本版を比較すると、
おもしろい。
日本版は若いダンサーを中心に写している。
・バレエやダンスが好きな人、
何歳になっても仕事に打ち込みたい人、
元気を出したい人にも、お勧めのDVD。