はじめにリンク集手帳小さな工夫日々の着想理系の英語


2005年11月14日

252. 「わからない」という方法

s-051114h.jpg
「わからない」という方法
橋本治著、集英社新書、
2001年、252ページ、
ISBN 4-08-720085-X

読もうと思った理由
・他で推薦されていた。

予習1分、PR1分、復習1分、
SR&D&MM 39分、
合計44分

051114m.gif
内容のメモと感想

・私は著者のことを全然知らなかったが、
  小説、評論、イラストなど幅広い分野で
  活躍している人である。

・編み物の本を出したいきさつがおもしろい。
  女性の多い編み物業界の常識の「編み目を揃える」を無視、
  イラストを多く描いて、素人の男でもできる、
  わかりやすい本を出した。

・当時は編み物を教える先生もいたが、
  ノウハウを教えるだけでなく、
  生き方まで押し付ける点が、
  「編み物離れ」を招いた、と指摘している。
  確かに、「女性は編み物ができて当然。」
  「丁寧にやらないと編み物でない」などの仮定があるのでは、
  編み物をやりたい人は減るだろう。
  
  女性が多い業界は損だし、おもしろくないので
  避けている女性も多いと思うが、
  男性が新しい提案をして参入するのは、
  やり方によっては、おもしろいかもしれない。

・イラストはビデオ・DVDなどの映像と違い、
  余分は情報を省き、大事な所を強調できるので、
  わかりやすい、という点はなるほどと思った。

・バレエの熊川哲也氏も小さい頃は「わからない」を連発、
  しかし翌日にはできるようになっていたらしい。
  頭でわかって終りにせず、身体が覚えるレベルまでやるのが
  大事なようだ。

・ルーブル美術館をひたすら見て、
  時代は違うが似ている絵を見つけた話もおもしろい。
  枕草子を丁寧語ではなくて、現在の女の子のちょっと乱暴な言葉で 
  翻訳した本も出ているようだ。

・著者のように文章も書けて絵も描ける人は、強力だと思った。
posted by ティー at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(1-300)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/9504216

この記事へのトラックバック