次々とイメージを思い浮かべる。
イメージストリーミングの説明を聞いて、
これは小さい頃にやっていた「雲遊び」
と少し似ていると思った。
小学校の頃、友達と隣のブランコに座り、
空の雲を見ながら、何に見えるか、交互に言った。
アイスクリームや動物、建物の形が次々に見える。
数分たつと雲の形が変わるので、また新しいイメージが
見えて、退屈しない。
他の活動的な遊びにくたびれた時、
この雲遊びは座ったままできるので、
夕方、家に帰るべき時間まで、2人で
ブランコに座って楽しんでいた。
ブランコでは、他に「靴飛ばし」もやっていた。
他に遊んでいる子がいない時に、ブランコをこいで、
前方最上点のちょっと手前で、片足の靴をぽーんと前方に飛ばす。
遠くまで靴が飛んだ方が勝ちである。
飛ばした後は、片足で落とした靴の位置まで行く。
ブランコ遊びのバリエーションとしては、
座ってこいで、前方最高点で、できるだけ前に飛ぶ、
というのもあった。立ちこぎでやると足をいためそうなので、
座った状態から飛び降りた。
座った状態でブランコをねじってから足を地面から離すと、
くるくる回る、というのもあった。
一緒に遊んだ友達と、この間久しぶりに会った。
小さなレストランを夫婦でやっている。
お嬢さんが友達に似た優しそうな感じで
嬉しかった。