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2008年12月07日

1035.Outliers 成功の物語

s-081207h.jpgMalcolm Gladwell,
Outliers: The Story of Success,
Little, Brown and Company,
2008, 309 pages.
ISBN 978-0-316-01792-3
(翻訳は、「天才! 成功する人々の法則」、勝間和代訳)


読もうと思った理由
・Time誌で紹介されていた。
・著者の以前の2冊、「The Tipping Point
(翻訳は「急に売れ始めるにはワケがある」)と
Blink」がおもしろかったので。

読んだ時間:普通読みで寝る前に少しずつ。全部で3時間くらい。
  その後、MMを描きながら1時間くらい。

081207m.gif
内容のメモと感想

・この著者の本は、読む前からわくわくする。

・大きく成功した人たちが、なぜ成功したかを
 調べている。

・アメリカでは、個人の力で成功した、と考えられている。
 しかし、生まれた年、場所、機会、家庭の裕福度は
 かなり重要である。

・アメリカのスポーツ選手は1月生まれが多い。
 小さい頃から優れた子供を選抜している。
 早く生まれた体の大きい子が有利になる。

・一流になるには、1万時間、
 10年間専念することが必要。

・ビル・ゲイツたちの成功については、
 生まれた年は重要。
 パソコンが出て来た時期に大学生だった。
 また中学生の頃、大きいコンピュータの
 端末が学校にあり、コンピュータを使っていた。 
 1960年代にパンチカードでなく、ターミナルで入力
 していたのは、かなり珍しい。
 大学に入るまでに1万時間以上、コンピュータを
 使っていた。

・ビートルズの成功は、ハンブルクでの
 長時間の演奏が重要。
 毎日8時間、連続で演奏することにより、
 レパートリーが増え、スタミナもついた。
 ハンブルクへ行く前と後で格段に上達していた。

・IQは130程度あれば、それ以上は成功の度合いとあまり関係ない。
 IQ以外の要素、実際的なインテリジェンスが大事になってくる。
 交渉力、権威に対しても質問をしたり対等に会話する能力など、
 家庭で育成される能力である。

 非常に貧しい家庭出身だと、IQが高い子供でも、
 成功する確率は低い。

・特定の航空会社で墜落が多かった時期がある。
 国の文化と密接に関係している。
 上司が間違えている時にすぐ指摘できる文化が必要。

・著者の両親や祖父母の話がエピローグに載っている。
 著者の父親はイギリス人で数学者。
 母親はジャマイカ出身。作家でセラピスト。
 イギリスで出会ってカナダに移住した。

 ジャマイカで母親と双子の姉を育てる時に、
 その母(著者の祖母)は、教育に力を入れた。
 姉だけに奨学金がもらえることになったら、
 もう1人分のお金を借りてきて、
 2人をイギリスに留学させた。
 この本の冒頭に、著者の祖母への献辞がのっている。

・お勧めの本。
posted by ティー at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(901-)
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